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ごごなんにっき

お菓子作り とか 音楽 とか お洒落 とか いろんなこと◎

特別展『手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから』へ行ってきました◎

2014年1月15日(水)~3/10(月)まで大阪歴史博物館で行われている"特別展『手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから』"へ行ってきました。
ちまちまと行く機会を逃しており、漸く行ける時間が出来ました。

 

  

お仕事の都合上お休みはたまの火曜日か毎週水曜日かに限られており、連れて行ける人もまぁおらず、必然的に"ぼっち鑑賞"となってしまいました。・・・とは言いましても、展示系統は一人で行くのも案外大丈夫で、寧ろ「自分のペースで見れるからいいんじゃないのか?」とも思っています。(誰かと行くのも感想を言い合えて楽しくて好きですよ、勿論。)

お昼前に地元を出て1時間程かけて最寄の谷町四丁目駅へ。事前に地図を見ていたからすぐにでも着くと思ってたのですが、得意の方向音痴を発揮してしまい、まず地下でうろうろした挙句、一番遠い出口に出てしまって「ああもう!馬鹿!」となっていました。治したい、方向音痴!

そんな事にもめげずテクテクと大阪歴史博物館へ。とにかくいいお天気でした。暑くも無く寒くも無くこれぞ春。早くもっと暖かくなってほしいものです。

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もう看板からして魅力的。私はサイボーグ009が大好きで、特にアルベルト・ハインリヒ(004)にめちゃくちゃお熱です。嗚呼・・・白髪で三白眼とかもうご褒美。看板にも009達とアトムが描かれてました。アトムは完全なるロボット。009達は改造された人間達ですので常人とは違うパワーを持っています。似て非なるアトムと009達ですが、この2作品を看板にする所に何かグッとくるものが既にありました。

 

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入るとそこにはリボンの騎士(サファイア)003(フランソワーズ・アルヌール)。そして009(島村ジョー)鉄腕アトム(アトム)が出迎えてくれました。あああサファイア可愛いよサファイア!強くて可愛くてかっこよくて素敵なサファイア。大好きです。

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チケットを購入していざ出撃。

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ちなみに今日は全身真っ黒です。春らしくていいねと言った矢先これなので全然春らしくありませんね。

さて、展示内容は勿論×撮影禁止×

内容としましては、手塚治虫先生石ノ森章太郎先生の幼少期の絵やどのような経路で漫画を描き始めたかから始まり、同人誌「墨汁一適(滴)」の展示や、漫画(生原稿やその他大きくコピーして読める物もありました)の展示。アニメになった鉄腕アトムサイボーグ009等その他たくさんのアニメOP。カラー原稿。単行本未収録作品。(手塚先生にいたっては2013年に見つかったものなどあり、あれほどの恐ろしい量以上の物を描いていたと考えると、本当に神様なんだと痛感しました。)とにかく、目が離せず、鳥肌が立つものばかり。

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撮影許可が出ているものもありました。言わずも知れたトキワ荘です。中には通路で作品の展示や、トキワ荘の当時の様子を復元などがされていました。「こんな狭い部屋でこんな小さな机で」という感想が真っ先に出てきてしまうほど狭いお部屋。小さな畳が6帖。ですが、今の6帖とは程遠い狭さ。カプセルホテルのような感じでした。でも、あの空間から夢が溢れたのだと考えるととても感慨深いものがあります。裕福というものは決して全てを幸福に出来ないのだなぁ、と。貧困というものは決して全てを諦めるわけではないものなのだなぁ、と。考えさせられます。

後に行く度に有名な作品に出会えて行きます。

手塚治虫先生であれば「ブラック・ジャック」や「どろろ」「ブッダ」「ユニコ」、そして勿論「火の鳥」等。
石ノ森章太郎先生であれば「仮面ライダー」「ゴレンジャー」「人造人間キカイダー」「HOTEL」「マンガ日本の歴史」、そして「佐武と市捕物控」等。

手塚先生も大好きなのですが、私石ノ森先生の描く男性キャラが本当に好きで、上記しました004もそうですし「佐武と市捕物控」のも大好きなのです。原画を見て感動しました。かっこいい・・・・。最高です!原稿もたくさんありました。やはり「ブラック・ジャック」は名作の一言では足りないし、「仮面ライダー」は子供向けであって大人向けでもある深い作品なのだなと感じたり。

そしてなんと「COM」や「ガロ」が置いてありました!!産まれてから決してもう読む事も見る事も叶わないマンガ雑誌!読む事は勿論叶いませんでしたが見る事が叶いました!感動して小さく声を上げてしまう程。嗚呼残してくださってた方ありがとうございます・・・。

展示の最後では数多くの漫画原画。そしてテーマに沿った展示。たくさん読む事が出来ます。何て何て感動的。

そして、現代に生きる漫画家さん達の先生方へのリスペクト作品の展示。「バクマン」等でおなじみの小畑健先生の009絵には鳥肌が立ちました。
そして水木しげる御大の少し皮肉な漫画。2013年10月13日にこの世を去ったやなせたかし先生の優しく、お二人を尊敬なさるメッセージに涙しました。その他もたくさんのクリエイター方の作品に心を奪われ展示を後にしました。

気が付けば2時間たっぷり眺めていました。つ・・・疲れた~!

一般1,200円でこれだけの作品を目に出来る事に本当に感動。素晴らしかったの一言!!!こんな催し物をしてくださり、本当にありがとうございましたと関係者の皆様にお伝えしたい位です。

 

さて、展示と言えばグッズが勿論売っています。今回何点か購入してまいりました。

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三つ目がとおる 写楽保介君のミニファイルケース。POPな絵柄がとても可愛いですね。

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鉄腕アトムのミニメモ帳 と 手塚先生×石ノ森先生の一筆便箋。

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中身はこんな感じです。シンプルイズベスト!

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サイボーグ009 ボールペンつき絵葉書。愛する004が描かれてますね。隠れちゃってるけど!

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鉄腕アトム と 仮面ライダー と 佐武と市捕物控 絵葉書。
禿げで目つきの悪い人が市です。嗚呼・・・素敵だ。仮面ライダーはかっこよすぎて思わず買ってしまいました。

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ショップバックもシンプルで可愛い。ジョーはやっぱりかっこいいなぁ。

 

多分、展示を行う事はとても大変だったと思います。それは、作品が貴重だからだとかではなく、やはり昔と今では考え方の違いが大きいからです。
例えば、サイボーグ009008(ピュンマ)は黒人奴隷からサイボーグにされた経緯があります。今でいう人種差別ですね。昔の漫画を読んだ事がある人なら目にした事があるかと思います。

「収録されている表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、コミックス発売当時のまま掲載しています」

この表記がこんな大きな展示ではあまり通用しないと私は思っています。例えばどんなに貴重で芸術的で価値があっても、興味が無い人にとってはただの差別を伝達させるツールにしかなり得ない事はたくさんあります。「素晴らしいからいいじゃないか!」で済ませられる事でもないと私自身も思っています。そんな事も考慮して、ぎりぎりのラインもありましたが、老若男女が見ても不快にならず、それでいて先生方のメッセージも受け取れる。本当に本当に素晴らしい展示でした。

改めてお二方の偉大さ、漫画の素晴らしさ、それ以外に感じるもの。たくさんたくさん受け取れて良かったです。本当にありがとうございました。